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KLOSS AUDIO BLOG「音故知新」

JBL S9500メンテナンス

2020/10/23

当店常連様から2か月ほど前に、

「JBL S9500の方チャンネルドライバーが弱い気がする…」

というご相談をいただきました。

 

確かに聴感上でも違和感を感じ、

常連様と一緒にいろいろ試してみましたが

どうやらユニットではなくネットワークの不調のようでした。

 

さらにしっかりと結論を出すために後日オーナーと一緒にお伺いし

測定器を使用して明確に点検。

 

その結果、

右側下のウーファーの出力が

左に比べて70%程度しか出ていないということが判明しましたので

ネットワークが搭載されている左右の下ウーファーをお預かりし

ネットワークのオーバーホールを依頼。

 

お預かりからメンテ完了してお届けまで

2か月近くお時間をいただいてしまいましたが、

完了後の素晴らしい音にお客様大満足!

SNがかなり良くなり出音がスムーズになり、

今までボリュームを上げることで出ていた音が

それほど上げなくても出るようになったとのこと!

 

このスピーカー、すでに発売から30年以上っておりますが、

30年経ってもメンテナンスができて

未だに素晴らしい音を奏でてくれております。

 

いやぁ、オーディオって本当に良いですね~。

 

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