KLOSS AUDIO

Information インフォメーション

FALについて

2003年1月にラスベガスで開催されたInternational CES(Consumer Electronics Show)に出品され世界的に認められたFALのフラットスピーカー。それから2年後の2005年1月に、FAL株式会社社長の古山磐雄氏が、アポなしで突然当店にフラットスピーカーSupreme-C90EXとSupreme-Sを持ち込まれました。
そしておもむろにスピーカーをセッティングし、音出しを始められました。その日は休日ということもあり、店頭にはたくさんのお客様がご来店されており、その中の一部のお客様はFALスピーカーの音を聴き興味を持っておられました。古山氏とは以前も付き合いがなかったわけではないのですが、その頃から非常に親密なお付き合いとなりました。
現在ではクロスオーディオ一押しのスピーカーメーカーとなり、全国からお問い合わせをいただくようになりました。そのあまりにも自然な音は、初めてオーディオを購入される方から、オーディオを始められて数十年というベテランの方まで、すべての方を魅了します。
 スピーカーユニットの理想と言われながら、今までどんな大手のメーカーでも完成させることのできなかったフラットスピーカー。古山氏はこの理想のフラットスピーカーを、20年以上の年月を賭け、ようやく完成させました。また、このフラットスピーカーを完成させる要因となったハイルドライバー。このふたつのスピーカーユニットで世界に挑むFALのスピーカーを是非ご覧、またご試聴いただきたいと思います。

ハイルドライバーについて
発明者オスカーハイル博士が発案したハイルドライバー。そのハイル博士の研究所(カリフォルニア ベルモントの丘)で助手として勤めていたスイスのマーチン氏がそのドライバーを祖国へ持ち帰り、従来のESS社のドライバーよりも更に精密加工を施したエアーモーショントランスフォーマー(A.M.T.)をFALのために現在でも製作してくれている。ESS社で製作されたドライバーは磁気回路にフェライトマグネットを使用していたが、FALのA.M.T.はアルニコを更に強化したネオジュームマグネットN45を採用した。これにより見事なトランジェント特性を発揮し、音の立ち上がりと解像力とそのエネルギー感は特筆に価する。
FAL A.M.T.はジェットエンジンの原理と同じような構造で、アコーディオンのひだ状の両側面にボイスコイルの代わりに導体が連続してあり、そのひだが開いたとき空気を吸い、圧縮、放射し、遠くまで速く(5倍速)音を到達させる。振動板を使用せず、空気を吸入・圧縮・放射の動作で音を前後に放射しているため、カラーレーション(※直接音と反射音が干渉して音色が変化する現象であり、障害物知覚の小さな要因の1つ)がつきまとわない。即ちエアーモーションドライブである。また水平指向性120°垂直指向性45°という優れた指向特性も備えており、音の広がりとその倍音の豊かさは通常のツィーターでは味わうことのできない大きな特徴で、無色・透明なサウンドを発揮する。

FALスピーカーのセッティングの理想的なポジション
位相ズレを発生しないFAL FLATシステムの理想的なポジションは、まず従来の正面の壁に設置しないことである。空間合成を作るべく、試聴ポジションにできるだけ近づけてセッティングする。理想は壁面より2~3m手前だが、最低でも1mは離してセッティングし、音楽演奏のステージ感を十分に発揮させることが重要である。試聴ポジションとスピーカーが接近しても、スピーカーから音が出ているようには聴こえず、その左右・奥行感と高さの定位等はまさに完璧な3次元の世界を再生する。

景山式平面スピーカーとFALのフラットドライバー
景山式平面スピーカーを開発した景山朋氏が他界された後に、山形県の調所電器にて研究を重ねられてきた平面スピーカー。開発当時の平面スピーカーは2ボイスコイルで、エッジは表面のみ、マグネットは小型のフェライトマグネットという構造だった。これではCDのダイナミックレンジに追従することができないと古山氏は考え、フェライトマグネットの強力化を目指した。
マグネット強力化による振動板のねじれを最小限に食い止めるため、エッジを表面だけでなく裏面にも施しWエッジを発案。古山氏は2月の雪の降る山形飛行場までその改良した2VC FLATを持参し、調所電器製作所音松社長(2007年他界)に披露をし、社長をあっと驚かせた。FLAT-Aの完成である。この後、小型ユニットのFLAT-Bが開発された。
現在のFLAT-S及びFLAT-C90の2モデルは秋葉原試聴室オープンと同時に古山氏が製作に入ったユニットで、このモデルからネオジュームマグネットを採用した。構造の改革と素材の進歩がFALのフラットドライバー完成を実現させ、現在では22ヵ国でこのFALフラットドライバーをご愛用いただいている。

主なFAL製品

Supreme S C60
Supreme S C60
最小面積60mm×80mmの平面振動板による世界初の驚異的広帯域フルレンジスピーカー。 ショートボイスコイルによる低歪率、ネオジウムN45による素晴らしい解像力と奥行き感、定位感を実現します。エンクロージャーを斜めにカットして定在波を低減。指向性が良く、サイズを超えた臨場感を再現します。

Supreme C90EXW
Supreme C90EXW
さらに進化したFAL FLATドライバーC90とFAL AMTの組み合わせを最大限に生かすために新たにパッシブラジエーターを前後面に採用。小面積の振動板にも関わらず、余裕のある低域と包み込まれるような奥の深いサウンドステージを作り出します。

Supreme S C40
Supreme S C40
振動板の大きさが40mm×50mmという小型平面振動板ユニット使用の密閉型フルレンジスピーカーシステム。MDF材メインの15mm厚のエンクロージャーや、頑丈なアルミ製フレーム、振動板をしっかり支えるダブルエッジ、強力ネオジウムマグネットなどが特徴。小型軽量なので、パソコンの両脇などのちょっとした空きスペースに設置でき、どこでもニアフィールドサウンドを楽しむことができます。

過去のFALイベントと設置事例・お客様の声

このコーナーではクロスオーディオで過去に行なわれてきましたFALの試聴会イベントの模様や、当店にてFALのフラットスピーカーをご購入された方の設置事例・ご意見などをご紹介いたします。 過去の試聴会では毎回、大変な盛況ぶりでそのイベントでの古山磐雄氏(株式会社ファル社長)の貴重なお話などをご紹介させていただきます。設置事例・ご意見ではFALユーザーの方の、実際に使用された感想や、設置方法、設置写真などをご紹介し、ご購入前の方にも、ご購入された方にもご参考になるようないろいろな設置例をご紹介させていただきます。

Twitter – KLOSS AUDIO
Googlemap バーチャルツアー
ホームシアター施工事例
買取専用フォーム
Facebook – KLOSS AUDIO
Accuphase – KLOSS AUDIO
FAL – KLOSS AUDIO
LUXMAN
Esoteric