2015/5/11
本日、アキュフェーズよりセールスさんとエンジニアさんが、
C-3850の説明のためにご来店されました。
前作C-3800と外観は非常に良く似ていて、
寸法は全く一緒。
ただ、重量は前作より200g重くなったとのこと。
重くなった原因は、ヨーロッパの省エネ規格、
「無入力後2時間で電源オフ!」に
対応させたためだとか。
でもお話を聞いていると、
外観は一緒でも内部はフルモデルチェンジということですので、
省エネ規格以外にも様々な理由で重量が変わっているみたいです。
ちなみにC-3800からの主な変更点は、
●より見やすくなったボリュームレベル表示!
↓C-3800の表示
↓C-3850の表示、位置も下がった。
●ボリュームのフローティング化
●新設計ブロックコンデンサ・トロイダルトランス
●ローノイズ化
・VI変換アンプを2パラレル→4パラレルに
・IV変換アンプにリニアテクノロジー社製超高性能オペアンプを使用
・IV変換抵抗のローインピーダンス化
・マザーボードのトランス下にある配線やリレー回路の移動
●ヘッドホンアンプの回路構成を一新し高域歪みを改善
これらの変更でS/Nが113dB→115dBに!
C-3800に比べて低域の押し出し感が出て
高域の透明度もさらに増し、
何と言うか全体的なバランスが整ったいうか、
空気がやや澄んだというか、
そんな感じがします。
↓入力からAAVAボリュームまでの多くの基盤たち
↓ヘッドホンアンプとバランス出力回路
↓ブロックコンデンサを手に取り眺める私
6月に生産される初期ロット分はすでに完売で、
これからのご予約分は8月以降になるそうです。
ご注文はお早めにどうぞっ!